タトゥーを入れたあとは、仕上がりを綺麗にするためにも、アフターケアをしっかりと行って下さい。十分なケアがない場合、傷口から細菌感染し、化膿や炎症を起こす原因となり、タトゥーの色落ちや色飛びに影響を及ぼす場合があります。
※アフターケアをしっかりすることで、綺麗なタトゥーに仕上がります。アフターケアの期間中は以下のことをお守りください。
施術後当日
施術後は軟膏を塗り、色の定着と雑菌防止、衣服に着色しないよう保護のために患部にソーカーパッドやフィルムドレッシングシートを貼ってお帰り頂きます。帰宅後はソーカーパッドを外し、軟膏を塗ってケアしてください。
※フィルムドレッシングシートの場合は3〜4日貼りっぱなしでOKです。
施術当日のシャワーは大丈夫です。ただし、石鹸やボディーソープで患部を洗わないようにしてください。表面を軽くなでる程度に洗い流してください。しばらくは長時間熱いお湯に浸かるのはさけてください(できるだけシャワーのご使用をお勧めします)。短時間ならバスタブに浸かっても構いませんが、5~7日目以降がいいでしょう。
※1〜2日程度、表皮に溜まったインクや血液、浸出液等で衣服、寝具等が汚れますのでご注意ください。
2日目以降
施術後から瘡蓋が取れるまでは、ワセリンや軟膏を1日数回薄く塗ってください(フィルムドレッシングシートの場合は3〜4日目に剥がして以降)。
軟膏は抗生物質が入っていないものを使用してください。抗生物質は皮膚の再生に必要なものまで殺菌作用で殺してしまうので、色が薄くなる恐れと傷の治りが遅くなります。
3〜4日目以降、患部に強いかゆみが出ます。これは瘡蓋を形成するために発生するもので、絶対に掻かないようにしてください。掻いてしまうと色が薄くなったり滲んでしまう恐れがあります。
※通常痛みは当日から数日で治りますが、4日目以降も痛みが継続する場合は雑菌が入った可能性があります。放っておくと傷跡が残ったり、色抜けや滲みの原因になりますので、その場合はステロイド入りの抗生物質の入った軟膏を使用してください。
1週間後〜2週間
1週間ほどすると硬い茶色いものではなく、薄く白い皮のような瘡蓋ができます。患部の回復とともに痒みを伴いますが、患部は継続して触らないようお願いします。瘡蓋は自然に取れるのを待って、ご自身で取らないようご注意ください。
瘡蓋ができている間は患部が突っ張ったような感じになります。乾いて肌が引き締まってきたら瘡蓋が割れないように、こまめに保湿材(ワセリン、軟膏、ボディークリームなど)を塗ってください。
2週間以降〜完成
タトゥーの大きさにもよりますが、2週間~3週間ほどで落ち着き、綺麗に仕上がります。ただし皮膚の入れ替わりが28日周期と言われているので、約1カ月は日焼けや過度の運動を控えてください。
注意事項(タトゥーが完成するまで)
・ケアする前(患部を触る場合)は必ず手を洗って除菌してください。
・締め付ける服装は避けてください。
・過度な運動は避けてください
・直射日光、日焼けサロンによる日焼けは避けてください。
・サウナはお控えください。
色抜け、滲んでしまったら…
ご心配なく。色抜けや色飛びしてしまっても修正でタッチアップ(色の入れ直しや滲みの直し)をいたします。またタトゥーは肌によっては1回で入りにくいこともありますので、タッチアップの必要があるかどうかも兼ねて、気になる点があればお気軽にお問い合わせください。